リーダブルな夜のテーマ- (Theme from) The Readable Night -

この記事は、Webアクセシビリティ Advent Calendar 2018、23日目の記事です。


今年は、岡山で「リーダブルな夜」という勉強会を@maeponさんと一緒に立ち上げました。(@mako_wisさん、@sakie_boondockさんにも手伝っていただいてます。皆さんありがとございます。)

せっかく会を立ち上げたのだから「やっぱテーマソングだろ」ということで、誰にも相談せず独断で作ってみました。ただ、今までのようにイキの悪い中年男が全面的にフィーチャーされた動画というのは、テーマソングの効果としてあまり歓迎すべきものではないと思いますので、今回は雑なアニメーションにしてみました。

登場人物は誰かの似顔絵に似ているようですが、彼は盲目のブルースマン「ブラインド・アクセシ・ビリー(てきとー)」です。第二次世界大戦前には「盲目の黒人が生きていくためには、乞食かブルースマンになるしかない」と言われるほど過酷な差別状況だったようです。それが現在では人権も守られ、アクセシブルなメディアであれば自由に情報を得られる世の中になりました。彼は、その喜びとアクセシビリティの素晴らしさを少しでも多くの人に伝えるために、岡山の片隅で夜な夜な歌っているんですね。

今回も歌詞を洋楽っぽく英訳してもらいました。Shunji Shibataさんありがとう!!英語の字幕は、YouTubeのプレーヤーで「字幕」をONにして「設定」で「英語」を選んでください。ちなみに日本語の歌詞も字幕にしてますので、中年男の声が聞き取りにくい方はそちらを。

それでは、ご覧ください「リーダブルな夜のテーマ - (Theme from) The Readable Night -」。

  • 動画の内容をテキストでご覧いただけます。
  • ※ ちなみに映像の中に、視覚に障害のある主人公がヘッドホンで何か聞きながら白杖を使って歩くシーンがありますが、あくまで「見えなくても読める」という状況の説明であり、実際には危険ですので、ヘッドホンを着けたまま歩きスマホをすることはないと思われます。(何

「ちょっと変な夜」に興味が湧いた方は「リーダブルな夜 on 2019/01/15 」へ、ぜひどうぞ。次回は「スクリーンリーダーをいろいろ触ってみよう」です。

2018.12.23


明日12月24日は、o_tiさんによる投稿です。お楽しみに!