動画の解説(テキスト版)

読み上げのバラード
〜 言葉が足りなくて 〜

作詞/作曲
SAWADA STANDARD DESIGN
    • (解説:暗いスタジオ。中年男がフェードインし、ギターでイントロを弾き始める。中年男がもう一人フェードインし、並んで歌い出す。)
    • (解説:回想シーン。Twitterの画像に対する代替テキスト入力画面で中年男が入力中。代替テキストは「写真:思い出のうどん」のみ。)
    • ※注記:歌詞の括弧内に書かれているのは映像の字幕に追記されている内容です。
    いつかの写真(非テキストコンテンツ)に 添えた言葉(代替テキスト)は
    お前(スクリーンリーダー)に読んで(読み上げて)欲しくて Ah〜
    • (解説:回想シーン。TwitterのDM画面でメッセージが届く。「写真ありがとう。でも...」と続く。)
    でも、お前(スクリーンリーダー)は
    「同じ(同等の)気持ちに(コンテンツが)なれない(提供されない)。
     言葉(代替テキスト)が足りなくて。」
    • (解説:回想シーン。かつては、二人で肩を並べて仲良く設計作業をしていたなぁ。近寄りすぎると、よく怒られてたっけ。涙)
    二人で、あの日描いた(設計した)夢(ナビゲーション)
    淡い色(背景色)をつけた(スタイル定義した) Ah〜
    • (解説:屋外でスマートフォンを見ている手のアップ。せっかく設計した画面が、晴天下で液晶表面が光ってしまい、何も見えない。)
    でも、今は
    「何か(コントラスト)が足りない。
     あの頃(屋外)は眩しすぎて。(見えない)」
    • (解説:橋の上、中年男がウクレレを弾きながら虚しく叫んでいる。背後にはスワンボートとタンチョウボート。そして岡山城も。)
    いつも、お前(スクリーンリーダー)に 届け(読み上げさせ)たいのさ Ah〜
    この気持ち(コンテンツ) このメロディ(文書構造)に乗せて
    • (解説:スタジオシーンに戻る。中年男が黙々とギターを弾き、もう一人の中年男が妙な動きで歌っている。)
    教えておくれ 見せかけ(スタイル)じゃない
    本当の意味(セマンティクス)を
    足りない何か(役割)を 足りない何か(役割)を
    取り戻(再定義)したい この手(role属性)で
    • (解説:回想シーン。玄関を出ていく彼女。追いかける中年男の足元のアップ。)
    今まで、お前(スクリーンリーダー)の心を 自在に
    操れ(読み上げさせ)るなんて 自惚れていた
    • (解説:回想シーン。キーボードを前に、握りこぶしを机に叩きつける。わなわなと震える手。スマートフォンを床に投げつける。)
    振り向き(解釈)もしないお前(プログラム)に
    苛立ちさえ(バグレポートの)覚えて(イシューを立てて)いた
    • (解説:川のほとり、中年男がウクレレを弾きながら叫んでいる。背後をカラスが飛ぶ印象的なシーン。楽しそうな観光客。老人が好奇の目で見ながら通り過ぎる。)
    いつもぉ お前(スクリーンリーダー)に 届け(読み上げさせ)たいのさぁ Ah〜
    この気持ち(コンテンツ) このメロディ(文書構造)に乗せてぇ Uh〜
    • (解説:スタジオシーンに戻る。中年男の口元のアップ。見るに堪えないため、シーンは短めにカットされる。)
    今なら言える 言葉(テキスト)にできる
    本当の意味(セマンティクス)を〜 意味(セマンティクス)うぉ〜
    • (解説:二人のスタジオシーンに戻る。中年男が黙々とギターを弾き、もう一人の中年男が妙な動きで歌っている。)
    見せかけ(JavaScript)ばかりで 心(要素)の声(中身)は
    空っぽ だけど〜
    • (解説:ギターソロかと思いきや、VoiceOverによる代替テキストの読み上げが始まる。シーンは、Twitterの代替テキスト入力画面で、中年男が詳しい代替テキストを入力しているところ。)
    VoiceOver オン
    「麺は、太めの硬コシ系で弾力あり。
     手切り特有のバラツキ感が、口の中でいいアクセントになっている。
     二時間かけてきた甲斐があった。」
    VoiceOver オフ
    • (解説:カッティングギターのアップ。レンズの被写界深度を意識した構図だが、弾いている内容は単純なコード進行で見応えなし。)
    教えておくれ〜 見せかけ(スタイル)じゃない
    本当の意味(セマンティクス)を〜 意味(セマンティクス)うぉ〜
    • (解説:二人のスタジオシーン。ギターを弾き終わり、不甲斐なさに固まる中年男と、歌い切って満足げに拳を握るもう一人の中年男。)
    足りない何か(役割)を 足りない何か(役割)を〜
    取り戻(再定義)したい この手(role属性)で
    • (解説:鑑賞に堪えない二人は早々にフェードアウト。誰もいないモノクロのスタジオの灯りが消える。)

2016.12.21

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